AISS  エーアイシステムサービス株式会社
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発熱について
パソコンに搭載されてある部品の中で主に発熱するのはメモリ、CPU、HDD電源部等です。
 
【メモリ】
メモリは高温になるにつれてアクセス速度が落ちていきます、当然のようにパソコンの処理速度も落ちます。
メーカーが保証している温度よりも高くなると、エラーが生じたり、データのやりとりができなくなる可能性もあります。
 
【CPU】
CPUは数百万〜数千万程度の半導体が詰め込まれた素子で、その小ささからは計り知れないくらいの電力を消費します。
10〜20W、中には30Wを越えるものもあり、発熱を避ける事はできません。
ノートパソコンのCPUは消費電力をできるだけ抑えるように作られていますが、発熱を防ぐ事はできません。
CPUは高温になると正常時とは違い動作が不安定になり、原因不明のエラーが発生したりします。
 
【HDD(ハードディスク)】
ノートパソコンでは、空気中等に放熱するのではなく、本体やマザーボード等に放熱しています。
HDDは高回転で駆動します。その為かなり熱を発生します。
高回転HDD(7000rpm等)は、なんらかの形で冷却した方が良いでしょう。
HDDは中で磁気円盤が回転しており、ヘッドは接触しないように円盤から浮いてあります。回転軸となる
スピンドルモーターのグリス(潤滑剤)は熱に弱く、長時間高温で使用し続けると、HDDの寿命が格段に短くなります。
HDDが劣化し回転中にヘッドが接触し、HDDに傷がはいると、データ破損や、HDD自体が壊れてしまいます。
 
【ノートパソコンの場合】
パソコンには発熱する部品を冷却させる為の装置(ファン等)が内臓されていますが、小さく薄いノートパソコンでは
内臓する事は難しくなっています。原因としては多々ありますが、小ささや薄さを求め、部品を密集させていたり、
機密性を保持したり、本体自体が薄い為、ファンの搭載が厳しくなっております。
このようにノートパソコンのみでの冷却効果は効果がないと考えてよいでしょう。
上記でも述べましたがノートパソコンは本体に放熱しています。冷却板とは本体自体に放熱された熱を効率よく
冷却する事を目的としております。パソコンを冷却する事により故障発生率を下げ、パソコンの寿命を延ばす効果があります。
 

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